
こんにちは!投資でセミFIREを目指している安月給OLさくらねこです。
安月給ゆえにあまり投資にお金を回せないため、現在横山光昭大先生の「3000円投資生活」をつみたてNISA枠で実践中です。本のタイトルにある通り、「貯金感覚」で資産運用ができるため非常にお手軽にはじめることができます♪
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この記事で分かること
〇面倒な作業が一切なく、失敗するリスクの少ない初心者におすすめの投資方法
〇iDeCoとつみたてNISAを使って効率的よく資産運用する方法
〇投資するのにおすすめの金融商品
〇おすすめの証券会社と、自動積立の設定方法

投資って株価の動きを見て、株を買って利益を得るギャンブルみたいなものなんでしょ?

損するのが嫌だから投資は怖いな

貯金がないから投資なんてできない
投資に対してこんな風に思っていませんか?
多くの人は、投資と聞くと「株式(個別株)を買って、毎日株価などをチェックして売買し、短期間で大きな利益を得ることもあれば大損することもあるもの」と想像するのではないでしょうか。
たしかにそういったギャンブル要素の強い投資もあります。一方で、短期間で大きな利益を得ることはできないものの、失敗するリスクの少ない投資で、ほったらかしでもOKな方法が世の中にはあります。
その投資方法は、「つみたてNISA」や「iDeCo」を上手く活用して「投資信託のインデックスファンド」に投資すること。
インデックスファンドを毎月自動でコツコツ積立購入するように設定すれば、ほったらかしでOK。お菓子を食べながらテレビを見ていようが、寝ていようが、お金がお金を生み出してくれるのです。仕事や家事、趣味に忙しくても無理なく続けられます。
おまけに、貯金がなかったとしても、小額積み立てをすれば貯金と並行して資産運用が可能です。
とはいえ、投資をはじめるには自分で証券会社や投資すると金融商品を選ばなければなりません。手続きを進めていくうちにどれを選択すればいいのか迷う場面もあります。
そこで、今回は投資初心者のあなたに向けて、おすすめの証券会社や金融商品や自動積立の設定方法を教えます♪
加えて、「投資信託」や「インデックスファンド」についても説明します。
投資信託は複数の銘柄の株式や債券の詰め合わせパック
投資信託とは、「投資家から集めたお金(ファンド)を投資のプロであるファンドマネジャーが運用し、その成果に応じて収益を投資家に分配する」ものです。
投資家が運用を信頼したファンドマネジャーに任せるから「投資信託」とよばれるのです。
ファンドマネジャーは、たくさんの投資家から集まった膨大なお金で、日本中、もしくは世界中の企業の株式や債券などを購入して運用します。
つまり、投資信託は「複数の銘柄の株式や債券の詰め合わせパック」であり、「投資家が少ない資金で複数の企業などに分散投資できる」という大きなメリットがあります。
インデックスファンドは手間をかけず着実に資産を増やせる
投信信託は3種類あります。
1:アクティブファンド
銘柄の分析に手間と時間がかかるため、コストが高くなる。大きな利益が出る可能性もあるが、損失が出る可能性も高い。
2:インデックスファンド
飛びぬけて大きな利益が得られるわけではないが、どの銘柄をどのくらい買うかをコンピュータが自動的に決めるため、低コストで運用できる。
3:ETF
インデックスファンドを株式市場で自由に売買できるようにしたもので、信託報酬が低い。ただ、分配金の再投資が自動的にできず、売買も自分で行わなければならないならない。
アクティブファンドは大きな利益を得る可能性がある一方で、損失が出る可能性も高いです。投信信託のなかではハイリスクハイリターンな投資です。
また、ETFは自分自身で売買を行わなければなりません。利益を得るには、売買のタイミングや銘柄の分析が必要で、かなりの知識と経験が必要になります。
その点、インデックスファンドは市場と同じような動きをすることを目指して運用されているので、飛びぬけて大きな利益得ることはないものの、市場が成長をやめない限り着実に資産を増やしていけます。
自動積立の設定もできるので、一度設定してしまえばほったらかしでOK。いちばん堅実で手間の少ない投資方法です。
インデックスファンドのリスク
インデックスファンドは市場と同じような動きをすることを目指して運用されているので、良くも悪くも市場の影響を受けます。
市場は不規則に暴落するので、下の図にあるような暴落が起こればインデックスファンドですら大きく値が下がります。

インデックスファンドへの投資の最大のリスクは、「1929年の世界大恐慌のような暴落が、老後の資金を確実に守りたい時期に訪れること」です。
ただ、図から分かるように、恐慌が起こり一時的に暴落が起こったとしても、その後市場は右肩上がりで成長しています。
短くて3年、長くて10年ほど経てば市場は回復し、暴落時の影響をすべて吸収したうえで右肩上がりの成長をしているのです。
こういった危険があることを頭の片隅に入れて、いざという時に投資信託を売却せずに回復するのを待てるよう、貯金をしっかり持っておくことが大切です。
インデックスファンドへの投資に焦りは禁物!
インデックスファンドは、失敗する恐れが低いかわりに、飛びぬけて大きなリターンを得られるわけではありません。小額積み立てをしていく場合、最初の利益は微々たるものですし、少しでも価額が下がれば多少の損失が出てしまうこともあります。
その状態が続くと「ほかにもっと確実に資産が増える投資方法があるのではないか」「もっと大きなリターンがほしい」の他の商品に目が移ってしまいがちです。
しかし、そこで不安や迷いをグッと抑えてください。最初のうちは利益があまり出ないのは当たり前なのです。投資の効果は時間が経てば経つほど大きく表れるもので、そのカギになるのは「複利効果」です。
「複利」とは、投資で得た利益を再投資し、元本(投資したお金)を少しずつ大きくすることによって得られるより大きな利益のことを指します。
投資で得た利益を再投資しなかった場合に得られる利益を「単利」といいますが、単利と複利では最終的に手にする金額が変わってきます。

複利の場合は「利息が利息を生む」状態となり、時間が経てば経つほどお金はどんどん増えていくのです。
最初のうちはあまりお金が増えなかったり、赤字になったりしても、数年後には元本割れする可能性は低くなりますし、銀行に預けるよりも確実にお金を増やせるはずです。
投資に焦りは禁物!長期スパンで気長に資産が増えるのを待ちましょう!
インデックスファンドを買うなら「楽天・全世界株式インデックスファンド」
インデックスファンドを買うなら、「楽天・全世界株式インデックスファンド」が一番おすすめです。
「楽天」は、楽天・全世界株式インデックスファンドの運用会社である楽天投信投資顧問、「バンガード」は、主にETFを組成しているアメリカの投資運用会社のバンガード社の社名からきています。
バンガード社は、個人投資家の利益を追求する運用会社として深く信頼されており、「世界最強の運用会社」ともいわれています。
実は、1976年に世界で初めて個人投資家向けのインデックスファンドを生み出したのがバンガード社なんです!
バンガード社の設立者であるジョン・ボーグルは、個人投資家が金融機関に高額な手数料や信託報酬を取られ、頻繫に商品の売買をすすめられ、損をさせられている状況を憂いていました。そこで、コストが低く、ローリスク・ローリターンなインデックスファンドを開発したのです。
。
バンガード社のETFの中でも、特に知名度の高い商品の一つが世界49か国の主要企業の株式を投資対象とした「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(ティッカーおよび通称「VT」)です。
これだけ買えば、全世界に分散投資することと同じです。
楽天・全世界株式インデックスファンドは、そのVTを日本の個人投資家にも手軽に買えるようにした「日本版VT」なのです。
「楽天・全世界株式インデックスファンド」の詳しい説明はこちらから!
ほったらかし投資するなら積立購入を!
ほったらかし投資をするなら、「積立」でインデックスファンドを購入しましょう。
「積立」は「毎月、決まった日に、一定額の投資信託が自動的に購入される」というシステムです。
たとえば、月々3000円ずつの積立の場合、ある月の購入日の投資信託の価額が1口9000円なら3分の1口分、次の月の購入日の価額が12000円なら4分の1口分購入されます。
積立のメリットは、初めやすくて続きやすい点です。初心者がいざ投資信託を買おうとすると、「今は買い時なのか」と迷ったり、「買うタイミングが分からない」と悩みがちです。
しかし、積立なら毎月定期的に購入日がやってきます。最初に積立購入の設定さえしてしまえば、あとはいちいち購入のタイミングを考えたり、手を煩わせたりする必要はありません。ほったらかしでも資産が増えていくのです。
また、投資信託の価額(投資信託の価値を表す単位)は日々変動します。価額が上がっているときにまとめて買ってしまうと購入金額は高くなってしまいますが、長い時間をかけて少しずつ買い続ければ価額が上がる時期もあれば下がる時期もあるので結果的に購入金額が平均化されるというメリットもあります。
積立購入なら「つみたてNISA」や「iDeCo」を上手く使おう
積立購入をするなら、税制優遇を受けられる「つみたてNISA」や「iDeCo」をうまく使い方ましょう。
「つみたてNISA」と「iDeCo」は、超少子高齢社会の到来や年金制度の行き詰まった国が、国民一人ひとりが金融機関への預貯金(間接投資)から投資信託(直接投資)へと資産用の方法をシフトチェンジさせ、自分自身で老後の資金を準備することを望んで用意した制度です。
どちらも節税効果があって、つみたてNISAとiDeCoの枠内で運用した資産は非課税で受け取れます。小額積み立てでコツコツ運用していくなら使ったほうがより多くの資産を手に入れることができるのです。
つみたてNISAとiDeCoの違い
つみたてNISAとiDeCoの違いを簡単に説明すると、
つみたてNISA=ライフイベントに合わせて途中で現金化できる資産
iDeCo=自分で選んで作る年金
です。
つみたてNISAは途中で売却・現金化ができますが、iDeCoは年金が受給年齢に達しないと受け取れないのと同様に原則60歳になるまで引き出せません。
「老後の資金」を目的に資産運用をするなら「iDeCo」、ライフイベントに合わせて適宜お金を引き出したいなら「つみたてNISA」を選ぶといいでしょう。
つみたてNISAとiDeCoの違いを簡単に一覧にしてみました。
種類 | つみたてNISA | iDeCo |
対象年齢 | 20歳以上 | 20歳以上65歳未満 |
投資期間 | 最長で20年 | 65歳まで (運用は10年間延長可能) |
運用可能商品 | 金融庁が認めた、投資対象に株式が含まれる投資信託とETF | 株式、債券、金、REIT(不動産投資信託)等に投資する投信信託や定期預金等 |
節税効果 | 運用で得た利益は全額非課税 | 掛金は全額、所得控除運用で得た利益は全額非課税 (受け取り時にも控除がある) |
月々の最低投資額 | 金融機関によって異なる (1,000円から可能なことが多い) | 5,000円 |
年間の投資可能額 | 40万円 (20年間で合計800万円) | 加入者によって異なる (自営業者81.6万円、専業主婦(主夫)27.6万円、会社員14.4万円~27.6万円、公務員14.4万円) |
売却・出金 | いつでも可能 | 原則60歳までできない |
証券会社を選ぶなら、SBI証券か楽天証券!
積み立てで購入する場合、証券会社はネット証券を選びましょう。ネット証券なら、自宅で手軽に口座開設の申し込みができますし、手数料が安く、商品も豊富です。月々100円~1000円の積立で買える商品も多く、貯金と並行して投資を始められます。
数あるネット証券のうち、特におすすめなのが「SBI証券」と「楽天証券」です。それぞれ次のようなメリットがあります。
SBI証券
- ネット証券の中で口座数が最も多い
- 豊富な商品・銘柄を取り扱っている
- 三井住友ナンバーレスカードで積立投資ができる
楽天証券
- 楽天ポイントで投資できる
- 楽天カードで投資できる
- オリジナルの取引ツールが充実している
品揃え、手数料の手頃さは、これから投資を始める方には大差ありません。しかし、つみたてNISAやiDeCoを上手く活用して投資をしようとている方には、SBI証券をおすすめします。SBI証券の方がつみたてNISAやiDeCoの口座で選べる商品が多いからです。
証券会社を選んだら、口座開設の申し込みをします。名前、生年月日、住所など必要事項を入力、本人確認書類とマイナンバーを提出すると、後日証券会社からログインパスワードや取引パスワードなどが送られてきます。
「つみたてNISA」や「iDeCo」での運用を考えている場合、口座開設の申し込みと同時に手続きをします。
パスワードが届いたら取引を開始!
口座の種類は「源泉徴収なしの特定口座」を選ぶ
口座開設の申し込みの時、「特定口座にするか、一般口座にするか」を聞かれます。特定口座を選んだ場合は、「源泉徴収ありにするか、なしにするか」も聞かれます。
インデックスファンドを積立購入して資産運用をする場合、口座の種類は「源泉徴収なしの特定口座」を選びましょう。
投資によって年間20万以上の利益を出すと、確定申告をして税金を納めなければなりません。確定申告の際に、年間の売買利益や損益を計算してまとめた「年間取引報告書」という書類が必要です。
「特定口座」と「一般口座」の違いは、
特定口座=証券会社が年間取引報告書を作成してくれる
一般口座=自分で年間取引報告書を作成しなければならない
ことです。一般口座だと取引の損益計算など、難しい書類作成を自分でしなければならないので手間がかかります。特定口座にしておけば確定申告が必要になった時に手間を省くことができます。
そして、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の違いは、確定申告を「証券会社がやってくれる」か「自分でやるか」です。
源泉徴収あり=必要な手続きを証券会社が代行してくれるので、確定申告の必要なし
源泉徴収なし=確定申告を自分で行う
証券会社が代行してくれるので「源泉徴収あり」の方がお得に感じるかもしれませんが、こちらを選ぶと利益が年間20万円以下でも利益が出た時点で約20%の税金が自動的に徴収されてしまいます。本来は払わなくてもいい税金を払うことになってしまいます。
毎月コツコツ投資していく場合、はじめのうちは大きな利益は得られず年間20万以上になることはないので、「源泉徴収なし」の方が良いと思います。
自動積立購入の設定の仕方(SBI証券のつみたてNISAを例に)
毎月自動で積立購入の設定の仕方を、SBI証券のつみたてNISA口座を例に説明します。
SBI証券にログイン後、「投信」をクリックして「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を検索します。

この画面が表示されたら、「つみたてNISA買付」をクリックします。

「積立コースと申し込み設定日」、「設定金額と比率」、「ボーナス月の積立設定」など入力して、次に進みます。

ファンド情報の確認をします。目論見書と目論見書保管書面を確認したら、入力内容の確認をします。

入力内容の確認をして、OKだったら、口座開設の完了通知を受け取った際に設定した取引パスワードを入力します。
これで申し込みは完了!あとはSBI証券の口座に購入金があれば自動で積み立てがされます。
インターネットバンキングなどでSBI証券の口座に自動入金されるように設定していれば、基本的にはほったらかしでOK!
SBI証券の口座開設と自動積立の設定の仕方の詳細はこちらから!
最後に
投資は、「インデックスファンドを積立購入して長期運用」すれば、面倒な手続きも失敗の可能性も低いです。
短期間で大きな利益を得るような投資は「投資」というよりは「投機」で、ギャンブル要素の強い方法です。プロの投資家でも利益を出し続けるのは難しく、豊富な知識と経験、世の中出ていない企業情報を入手し、予測する手段も必要。
投資初心者かつ、普段は別の仕事や家事で忙しくしている人がそのようなフィールドで勝負するのは不利なのです。
その点、「インデックスファンドへの積立購入」なら、一度設定してしまえばあとはほったらかしで資産を増やすことができます。仕事や家族の時間、趣味の時間を楽しみながら、自動的にお金がお金がを生み出し続けてくれます。
ぜひ、「インデックスファンド」への投資をはじめてみてほしいです。
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