塾講師を結婚後に続けるのが難しい理由

塾講師

塾講師は、結婚した後続けるのが難しいことがあります

塾講師は家庭を持つと、仕事を続けるのが難しくなることがあります。特に女性は子どもを授かるとほぼ続けるのが不可能になりやすいです。

こうなってしまう理由には、「勤務時間」「会社の制度」「時間外労働」が関係しています。

塾講師が結婚後に仕事を続けにくい理由をまとめてみました。

理由1.勤務時間

塾講師の勤務時間は、14時~22時で、休日が日曜日+平日1日であることが多いです。パートナーが一般的な企業勤めなら勤務時間は9時~18時、休日は土日なのですれ違いの生活になりますし、唯一休みが合う日曜日に特別講習が入って出勤しなきゃけない…というのも日常茶飯事。

パートナーが仕事をしている間に自分は休んでいて、自分が仕事終えて帰る頃にはパートナーは休んでいるので、活動時間がてんで合わないのです。

塾講師は、生徒たちが学校から帰ってきた後にある仕事ですから、勤務時間をズラすのも不可能。

すれ違いをなくすには、どちらかが仕事を辞めるか、部署を異動をするか、転職をしないと厳しいのが現状です。

子どもを授かれば、夜の時間帯に子ども一人にするわけにはいきませんから、働くのはほぼ無理です。

そのため、塾講師を長く続けている人は男性が多く、奥様が専業主婦というパターンが多いです。女性の先生は、転職をするか、本社勤務に異動して9時~18時の事務仕事をする人が多いです。

とはいえ、今は共働きの世帯が多いですし、女性が塾講師を続けられるように制度を整えている最中でもあります。

理由2.学校が休みの日は特別講習が組まれる

学習塾は、学校から帰ってきた生徒たちに勉強を教えるお仕事なので、学校が休みの日は塾の稼ぎ時です。

そのため、学校の長期休みである、春休み、ゴールデンウイーク、夏休み、冬休みは特別講習が必ず組まれます。そして、その特別講習は朝から晩まで連日拘束されます。

また、学校の休日である日曜日には「志望校別入試対策」など特別講習が組まれますし、学校の定期テスト前には「テスト対策」として日曜日にも校舎を開けます。

子どもがいる場合は、休日に面倒を見れる人がいなくなってしまうのです。休みが合わないので、家族の時間をとるのが難しい。

塾講師は有休をとりにくい職種ですから、家族旅行へでかける時間をとるのも難しいです。

理由3.時間外労働が多い

教育業界全体に言えることですが、塾講師は時間外労働が多いです。

時間外労働として挙げられるのは、教材研究や教材作成、学校のリサーチでしょうか。他にもたくさん要因がありますが、例として挙げたものは基本的には「自己研鑽」とよばれ、「勤務時間」に含まれません。

人によって力の入れ具合が違いますし、塾にいるときは膨大な事務仕事があるので、自己研鑽をする時間はありません。授業や生徒指導に必要な知識なのに、仕事に含まれないのです。

この自己研鑽をいつやるのかと言うと、「勤務時間」に含まれないので休日や勤務前の時間を使ってやるしかありません。

すると、家族とでかけたり、団らんする時間が減っていってしまいます。

また、上の役職に就くほど仕事は激務になりますから、休日に私物のパソコンで仕事をする先生もいます。

最後に

塾講師は、仕事とプライベートの境界線があいまいな業種です。

塾講師を長く続けている先生は、仕事を仕事と思っていない人です。休日でも授業をしたくて仕方がない、早く生徒たちに会いたい、という人しか残っていないのです。

特に女性の先生は、結婚して子どもを授かったら、本社へ異動して9時~18時の事務仕事をするか、転職をするか、仕事を辞めて専業主婦になる人しかいないのが現状です。

男性の先生でも、休日なのに仕事をしなければならないことに嫌気が指して辞めていく人や、家族の時間をとれないため辞めていく人もいます。

タイトルとURLをコピーしました